お部屋探しの条件について
大野です。
昨年の繁忙期(業界では繁盛期とも言います)の真っ只中に引越しをして1年が経過しました。無事に新生活2年目(?)に突入しています。
さっそくですが、お部屋探しと言えば、「どういう条件で探すのか」が肝心です。スマホなどで見るポータルサイトでも、この条件を入力して物件の候補を絞っていくのが王道の探し方です。
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基本となるのは「場所(エリア)」「間取り」「予算(家賃など)」の3大項目です。この項目によって候補物件や探し方が大きく変わってくると言えます。この条件の話は、過去にもブログの中で何回かしています。
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スマホなどで、お部屋探しのサイトを見る場合、まずは簡単な条件入力から始めた方が良いと思います。サイトにはたくさん物件情報が出ていますが、さきほどの「場所(エリア)」「間取り」「家賃など」を入れていくと少し絞られます。検索結果で表示される物件が極端に少ない場合はどれかの条件を緩和しなければいけないでしょう。
だいたいの場合は、まだたくさん検索結果に物件が残っているはずです。そこから、少しずつ拘りたい条件「築〇年以内」「室内洗濯機置き場」「2階以上」「南向き」などを増やしていって、少しずつ物件を絞っていくのが理想です。
その中で、ある条件を入れたら極端に検索結果が少なくなってしまう項目もあるでしょう。そういう項目は「優先順位」を高く考えるか、妥協して良しと考えるかも別れ道です。優先順位を高くすると物件は絞りやすくなります。「妥協点」と考えれば、選択肢の幅が広がります。どちらが良いかは一概に言えません。
さて、これまでは、自分自身がスマホサイトなどで物件を検索する時の話しでした。ここからは、そういった条件を第三者(特に不動産会社の担当営業スタッフ)に伝える場合についての話しです。
ポイントは大きく分けて2つ。
1つは、条件に優先順位があって「これは重要な条件」「これは出来たら、、、、という条件」といった事が伝えられる事。
ただ、これはあくまで理想論です。自分の中で優先順位が定まっていない場合は、不動産会社の担当営業スタッフと情報を共有しながら、一緒にその条件を固めていけたらいいと思います。
そしてもう1つ。こっちの方が大事です。
それは、「条件」や「こだわりたい項目」に理由がある事。それをちゃんとお伝えいただくと、相当お部屋探しはスムーズに行きます。
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不動産会社の窓口では、おそらく前述した「場所(エリア)」「間取り」「予算(家賃など)」を聞くと思います。その次に「引越しの時期」そして「希望の設備」「こだわりたい点」などを聞いていくでしょう。「今の居住環境」や「引越しをする理由」なども聞くはずです。
聞いていく中で、営業スタッフは頭の中で、
このお客様はこういった事情でお部屋探しをしようとしている。条件は〇〇で〇〇。いついつまでに引越しを済ませたい。だからこういう物件を選んで提示ながら、その反応やコメントを聞いて物件を絞っていこう。
などと考えています。
つまり、一緒にお部屋探しの条件を組み立てていく感じです。いくらたくさん条件を聞いても、それに該当する物件が1つも無いのであれば意味はありません。希望をお聞きしながら、こういう条件だろうから、こんな物件がきっと合ってるはず!と、お客様の考えと相互理解し合えるのが理想です。
そのために必要なのが「理由」なんです。
例えば家賃。なぜ家賃〇万円以内なのか。
会社契約で〇万円以下という規定があるのか?
家賃補助があって〇万円までが対象になるから
今の家賃が〇万円で、もっと家賃を下げたいから
収入が〇万円で毎月出せる家賃の限界が〇万円だから
特に理由はなく友達の家賃も〇万円って聞いたから
といった具合に理由は様々でしょう。
その金額には、既定のように「絶対に〇万円以内」という場合もあれば、とりあえず聞かれたから「〇万円」と答えただけな場合もあります。営業スタッフもいたずらに予算を上げようとは思いませんが、少しでも理想に近づけたかったら予算は上昇しがちです。
同じように「場所(エリア)」「間取り」にも、お客様が考えている「〇〇〇〇〇だから」という条件のその理由を聞かせていただけるとより良い部屋探しが出来ます。
もっとも好ましいと考えるのは
営業スタッフがお客様に代わりに
こういう環境で、こう考えていて、こんな生活をしたいと思っているから「場所(エリア)」「間取り」「予算(家賃など)」はこういった条件が良いんですよね!って言えること。お客様がそれを聞いて「そうなんですよ!よくお分かりで!!」みたいに言える事。
そうなるために条件を引き出したり、条件に優先順位を付けたりしていくわけですね。
もちろんそういった条件のすり合わせをして、より本音を引き出して、理想の(あるいは理想に近い)物件を提案していくのが不動産会社の営業スタッフの役割です。これが大変難しいんですけどね。
お部屋探しの繁忙期はまだまだ続きます。なるべくお客様が最短距離で理想のお部屋に辿り着くよう今日も頑張りましょう!
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↓お部屋に飾るインテリアの話