お部屋探しのピーク&引越しシーズンとなる繁忙期間を迎えました。業界では、繁盛期(はんじょうき)と言われたりもします。「忙しい」という表現よりも「繁盛」する時期だ!の方が元気が出ますし、これは事実でもありますので。
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10年以上前ともなれば、1月くらいから急に始まって、2月ももうずっと忙しくって、3月には分けわかんない日が続いて、なのに4月の中旬位には、「あっ」という間に人の流れが止まって、いったいこの数か月の間に何が起きたんだろうか・・・?って感じ。
5月なんかは「5月病」じゃないけど、忙しさとその後の暇さのギャップで感覚がおかしくなるのをいかに防ぐのかがポイントだったりしました。一番忙しい時期を越えたら、一番人の移動がなくなる暇な時期を迎えちゃいますので。
でも、最近はこの流れが変わってきています。いわゆる繁忙期という期間は12月からもう始まっていて(以前なら12月は専門学生さんや推薦の大学生さんの部屋探しの時期だったんですが)そこから大きな山場を迎えるというよりも、いくつかの山があってちょっと落ち着いて、また山があってというのを繰り返しながら3月の終わりを迎えるといったイメージ。3月の末になると、もう部屋探し自体は落ち着きを見せているという年もありました。
いわゆる、繁忙期の前倒し現象。
2月、3月に集中していたものが、他の月に分散されていった状況が今と言えます。僕たちにとっては、そうなる事を願っていたし、本来はそうであるべきだと思います。ある程度、同じ期間に集中があるのは効率化になって良いと思いますが、集中しすぎるのは逆効果。どうしても粗くなってしまう部分がでてしまうし、ミスも出やすくなってしまう。お客様も時間がないから正確な判断が下しにくい状況にもなっています。関連する業界の社員さん達は「休みがとれない」「お昼御飯が食べられない」「夜が遅い」「仕事がどんどん溜まっていってしまう」という苦しい時期でもあるんです。なので、分散されるのは大歓迎
でも、なぜそうなったんでしょう?
理由はいくつか考えられます。主には、
インターネットやSNSによる情報の流通
フリーレント物件が増えた
供給過多による空室物件が増えている現象
これらの現象が大きいと考えます。まずは不動産業界が一番影響を受けた「ネット社会化」への変化。それまでは不動産情報というのは隠された存在でした。繁忙期にはそもそも空いている物件など僅かしかない。というのが世間の常識と言えました。それがいつでもどこでも誰でもいろんな物件情報を得られていつでもスマホで部屋探しが出来ます。これにより不動産業界が「隠す」業界から「見せる」業界に変革を求められたわけです。
また「フリーレント」物件の増加。昔なら早く物件を決めようものなら家賃も早く発生していました。もっとリアルにいえば、入居がまだ先なら不動産会社で部屋探しを断られていたとも聞きます。それが早く物件を決めても、家賃の発生は入居日でもかまわない、という「フリーレント」なスタイルが、まずは学生向け物件から始まります。やがて新社会人にも向けて。そしてファミリー物件にまで派生して。早くに物件を決めて安心したいという方は多いですし、不動産会社や家主様も早くから部屋を決めてもらえるのは今の時代なら有難いわけです。
そして、特に地方は物件の供給過多が挙げられます。そもそも空き物件が多い。その多い物件がネットにも広告されて、フリーレントも可能となってくる。なのに、新しいマンションやアパートは建築されていくというわけです。人口減少や地方の過疎化、高齢化などが進む中、不動産業界の大きな課題と言える空き家問題もこれに関わってくる話です。お部屋を探す方にとっては、空室が多くて選択肢が増える事は良い面の方が大きいですけどね。
そんな、特に繁忙期のお部屋探しはいつがいいのか?
僕は、引越しをする事が決まっているのなら、部屋探しに動くのは早ければ早い方が良いと考えます。先述したフリーレントもない昔なら話は違います。ある程度、引越しの時期に近くないと物件は決められませんが、今なら部屋を早く決めても相談が出来る物件が多くなっていますから。
なかには、2月や3月とか遅くなればなるほど、空いてくる物件が増えるでしょ?って思う方もいらっしゃる事でしょう。それは、その通り!間違っていません。ただ、正確に言うと物件が増えるというよりも「物件情報」が増えるという事が言えます。
「物件情報が増える」とは??
不動産の賃貸物件情報は、
・現在空いているお部屋
・空いていてリフォーム中のお部屋
・これから空く、まだ入居中のお部屋
・現在も建築中の物件
などが混在しております。
一例を出します。3月31日までに新しい部屋に引越しをしないといけない方がいるとします。物件が決まっても契約には入居審査や契約手続き、お部屋の準備など時間を要します。3月31日に入居しようと思えば余裕をもって2週間くらい前には部屋を決めたいですね。という事は、2週間前にあたる3月15日頃は、そのお部屋は空室でないといけない事になります。出来れば掃除も終わっていてすぐに入居できる状態が好ましい。せめて清掃の途中とか。
つまり、
3月末に空く予定のお部屋には事実上住めない。
という事になりますね。
それなのに、2月中旬頃から3月末に空く予定の情報がどんどん増えてくるわけです。なかには魅力的な物件が見つかる事もあるでしょう。なのに、時期が合わずに住むことが出来ない。となるわけです。そのため、時期を遅らせた方が必ずしも良いとは言えないわけです。
いずれにしても、ゆとりをもった行動の方が、正しい判断を導きやすいと考えます。繁忙期に突入しています。お部屋探しをする方は、少しでも一日でも早い行動をおすすめします。繁忙期間である2月と3月は当社も定休日なしで稼働します!
忙しくって大変です。
でも繁盛記ですから。 (^_-)-☆
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