新しいお部屋も決まり、新生活に向けてワクワクしているところですが、新しいお部屋へ引越しする前に必要なお手続きや確認事項について簡単にご説明します。
必要な手続きについて
今住んでいるおうちが賃貸なら解約の手続きのため、オーナーさんや管理している不動産会社に連絡が必要になります。電話だけで済む場合もあれば、書類の提出が必須な場合もあります。その他にも契約の内容によっては、短期解約の違約金が発生したり、退去月は日割りではなく月割りだったり、敷金の精算方法や敷引きがある場合など様々です。
わからないことがあれば、お部屋を契約した時の賃貸借契約書や重要事項説明書で確認することができるので、大切に保管しておきましょう。もし、契約書が紛失してしまい連絡先等が分からなければ、今住んでいるお部屋をお申込みした不動産会社へ連絡をしてみましょう。お申込みをした不動産会社が必ずしも管理会社ではないので、管理しているオーナーさんや不動産会社の連絡先を教えてくれます。
家財保険や郵便物について
忘れがちなのが家財保険の解約の連絡や郵送物の転居届です。家財保険というのは、日常の生活の中で水害の被害にあった場合や、お料理を作っている最中に小火を出してしまい修繕などの費用が発生してしまった場合に対応してくれる保険のことです。基本的には1年や2年単位となっており、引落にされている方も多いのではないのでしょうか?次の新しいお部屋でそのまま移行できる場合は問題ありませんが、次の新しいお部屋で再度加入した場合は、解約の手続きをしておかないと更新のたびに自動的に引落になる可能性があるので、しっかりと確認をしておきましょう。
もう一つが郵便物の転居届です。請求書や定期購読しているものなど直接住所変更の手続きを済ませていれば問題ありません。そうでなければ、旧住所に届いた郵便物を新しい住所へ転送してもらえる便利なサービスです。ただ期間は1年間のため、その間に住所変更の手続きを済ませておきましょう。
新しいお部屋で快適な生活をすぐに始めるためには、事前に電気、ガス、水道の開栓の手続きが必要です。移動の多い2月や3月は当日連絡しても、すぐには開栓できない場合もあるので数日前には連絡をしておきましょう。特にオール電化の場合は前日にはブレーカーを上げておかないと、引越し当日お湯が出ないためお風呂に入れないなどのトラブルになってしまうこともあります。
その他に、室内の寸法を測っておけば、カーテンの購入や持っている家具の配置のイメージがしやすいと思います。
私のおすすめ
そして個人的に一番おススメしたいのが、お部屋内に荷物を入れる前に害虫駆除のためにバルサンを焚いておくことです。新生活を始めた直後に出現してしまうとテンション下がっちゃいますよね。家のどこかに潜んでいると思うと、帰るのも憂鬱な気持ちになってしまいますよね。もちろん、入居前にはお部屋内の清掃や消毒を業者が行っていますが、気持ちの問題です。私自身も昨年の8月に新築のお部屋に引越ししましたが、しっかりとバルサンを焚いておきました。使用の際には、煙が出るタイプや霧タイプなど色々な種類があります。火災報知器が反応してしまうこともあるので、お部屋に合ったものを使用しましょう。その際には玄関に使用中の張り紙をしておくといいです。
お引越し間近の方は上記を参考にしてみてください。住んでいる地域や、不動産会社によっては他の手続きが必要だったりすることもありますので、分からないことや、不明なことは直接確認してみましょう。
新生活を楽しんでくださいね。
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