家賃・共益費・駐車場料金以外に必要なもの
今年の３月６日に引越しを終えたばかりの大野が、今日は光熱費の中でも水道料金に関する話をしてみたいと思います。
まず、お部屋探しの時には「家賃」「共益費」「駐車場料金」「光熱費」等の他にも気にした方が良い毎費用があります。「保証会社の月額保証料」「町内会費」「CATV費用」「ネットに関する費用」「ペット飼育時に掛かる月額料」などが挙げられます。契約時に掛かってくる初期費用も大事ですが、やはり毎月掛かってくる固定費用は抑えておきたいですね。それにその費用がいくらなのか？ってのもちゃんと押えておきたいポイントですね。(^_-)-☆
さて、その上で「光熱費」特に「水道料金」の話を。僕たちもお部屋探しの際には「予算はおいくらで？」なんて聞いたりするんですが、本当は「生活費全体の予算のイメージがあってその中で家賃や共益費など住宅に関する費用はいくらいまで？」と聞きたい所ですね。
お部屋探しの最初の段階で「収入」や「職場」「家族構成」などが正しく把握出来れば良いのですが、初見や最初からあれこれ聞き過ぎるのは控えています。売買の場合はともかく、賃貸物件探しの場合はお話をしていく中で必要に応じてお話をするような流れで進めています。（お客様が話しづらいと思う点や、最初から質問責めみたいになっちゃうのは、お部屋探しの進行をスムーズに進めにくくしてしまうと考えるからです）
月額の光熱費等（水道料金）の話
↓ビジネスLINEでお部屋探しの依頼などは、
毎月の光熱費の関心も高いと思われます。「電気」「ガス」が該当し、他にも「水道料金」なども加えたライフラインとして「インターネット環境（Wifi）」「電話」「CATV」なども重要な費用ですね。
「電気」や「ガス」は自由化の流れから、自分たちで変更を検討する場面が増えてきました。ただし集合住宅でガスの戸別切替は供給経路の観点等があり困難ですけどね。
水道料金は上水道と下水道に分かれています
「水道料金」について少し分かりにくいと思う点があります。それは「上水道」と「下水道」と料金が分かれている事が理由かと思います。下水道が整備されている地域であれば「上水道料金」と同時に「下水道料金」も計算されて「上下水道料金」として請求が来ます。ですが、松山市のように下水道整備が進んでいない地域では「下水道」に変わり「浄化槽（あるいは汲み取り）」で下水を処理する方法をとっており請求方法が違ってくるんです。
そのような環境にお住いの場合、まず一戸建てならば「上水道料金」＋「浄化槽の維持管理や汲み取りに要した実費費用」を支払う形となります。アパートの場合は「上水道料金」「浄化槽の費用は共益費などに含まれている」となったりします。マンションでも同様に「下水道」が整備されていない地域であれば「水道料金」は「上水道のみ」請求となったりします。（下水道に変わる浄化槽の維持管理費用は共益費に含まれている場合が多いんですね）
これを知らずに、「下水道」が整備された地域に引越しをすると、途端に「水道料金が高くなった！」と感じる方が多いように思います。正確に言うと「今までは上水道料金のみ請求されていたが、引越した地域では上水道料金に相応の下水道料金も合わせて請求されているから」となります。逆であれば「水道料金が安くなった！？」と思っちゃう方もいらっしゃるでしょう。
これらは契約に関する重要事項説明において「下水道の整備状況」として「下水道」を使用するのか「浄化槽」なのかの説明があるはずです。
家賃など目に見えて分かりやすい費用もあれば「水道」や「ガス料金」など一目ではちょっとわかりにくい項目もありますね。そういった点も注意しながらお部屋探しが出来るのが理想かなって思いますね。今日は水道料金のお話でした。
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