大野です。
昨年の繁忙期(業界では繁盛期とも言います)から1年が経過しました。新生活2年目突入(?)です。
今日は、お部屋探しに行くのに来店予約は必要か?の話です。先に結論を言いますと「必要です」ということはありません。いわゆる「飛込み」でのご来店も、その時に営業スタッフが対応できる状況であれば応対します。スタッフの状況次第という感じですね。
お部屋探しでの来店や、実際のお部屋の見学にはいろんなパターンがあります。代表的なものが以下のパターンです。
●条件や気になる物件を事前に伝えておいて来店する
●条件などは来店してからとしてとりあえず来店予約
●飛込みでのご来店
●気になる物件を、その現地で待ち合わせて見学
●ZoomなどでWEB見学の形式で行う
●お客様だけで単独で見学する
(※当社は、この方法は採用しておりません)
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一番多いパターンはこちらになります。いわゆる「来店予約型」です。このパターンだと、応対する不動産会社の営業スタッフも、事前にお客様の条件を把握できて、物件の事前準備が出来ます。「空室の確認」「鍵の手配」「見学方法の確認」「初期費用概算書の作成」などです。
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さきほどと同じようなパターンですが、こちらはとりあえず「来店の予約」だけをしておいて、お店に行っていろいろお話をしながら物件を探していこうという内容です。ある程度お部屋探しの条件が固まっていたり、お引越しになれた方は別として、そもそもどうやってお部屋探しをしたらいいのか分からない。あるいは、ネットやポータルサイト(SUUMO、HOMES、Athome、CHINTAIなど)で探してはいたものの、なんだかよく分からないから不動産会社に実際に行っていろいろ相談してみたい。という方におすすめです。
時期によっても様々ですが、飛込みで来店のお客様も実はけっこういらっしゃいます。予約はしてないけど、その分思い付きでちょっと時間があるから行ってみよう、とか、ちょうどお店が目に留まったので入ってみた、など切っ掛けは様々です。不動産会社も営業スタッフの予定が空いていればお話をお聞きできます。
ただ、条件などをゼロからお聞きする事になるので「物件情報がすぐに出てこない場合がある」「空の確認などに時間がかかる」「鍵の手配が付かずに見学が出来ない物件もある」といったデメリットはあります。また、応対している営業スタッフが、その後に別の予定があるなどのケースもあるため、とりあえず、いくつか物件の資料を受け取りたい!という方に良いかも。
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こちらは、不動産会社の店舗にはいかず、物件(または物件の近く)に直接集合して見学をするものです。このパターンも結構多いです。ある程度その物件に目星がついている方、不動産会社よりも物件に直接の方が断然近いという方、見学の後に予定があってなるべく早く解散したい方、実際に自分の車で行くことで距離感や駐車場の感じを確かめたい方、など理由は様々です。
不動産会社の営業スタッフから見ても、接客時間の短縮にもなるのでいい面がありますが、その反面、見学だけサクッと終わらせて、お客様がすぐに帰っちゃうので、別の物件を紹介するタイミングを逃したり、商談には向かないなどの側面もあります。
コロナ禍の頃から、リモート接客、リモート見学といった形式が増えているようです。同時にWEB申込、WEB契約(いずれも不動産会社に来店せずに出来る手続き)も少しずつ増えていきそうな感じです。
僕としては、このリモートでの物件見学はもっと増えていくものと予想していたのですが、地方というか松山市近郊や大洲市がメインの当社では「実際に自分の目で物件を見たい」という方がほとんどとなっています。僕もそのお気持ちは十分に分かります。それに不動産会社の営業スタッフも本音は「実際に見てほしい」と思ってる方が多いのではないでしょうか?
リモートでの見学は簡単に出来てよい反面「明るさ」「広さ」「色合い」「眺望」「におい」「騒音」などがやはり伝えがたいのが難点です。最近の賃貸物件は、電力会社のスマートメーター(遠隔で検針が出来るもの)の導入以降、現地の通電がされておらず、電気が点かないお部屋が多くなっています。あまり明るくないお部屋をリモートで見学していただくのはなかなか大変です。
これは、特に都会を中心とした「営業スタッフが案内に同行しないスタイル」です。自分の好きなタイミングで自由に見学したい。人との関りを最小限にしたい。気を遣わずに楽だから。といったニーズがあるのでしょう。
ただ、こちらの方法は当社では採用しておりません。
鍵の手配をどうするか、電気のブレーカーの上げ下げの問題や窓の開閉が気になったり、不特定多数の方が敷地を出入りする事になるでしょうし。それにオーナー様からお預かりしている大事な資産ですから、自分たちスタッフが同行した方がオーナー様も安心だろうという見方があります。
最後に、これまでの流れを踏まえ、冒頭に触れたとおり「必要です」ということはありません。お部屋探しにはいろんなスタイルがありますので。
ただし、あくまでも「その時の営業スタッフの予定次第」です。
事前にある程度、こういうお部屋を探したい。とか、気になる物件がすでにある。といった方の場合は「来店予約」をして、担当する営業スタッフの予定を抑えておく方が賢明かもしれません。
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↓お部屋に飾るインテリアの話