不動産会社の仕事の内容について
不動産会社の仕事、特に僕たちのような賃貸仲介をメインとしている会社が一般の方に持たれているイメージは、接客だと思います。お客様が来店して営業スタッフが物件を提案する。そして気になった物件を実際に現地案内して契約をする。そういう事を日頃ずっとしているイメージでしょう。もちろん間違ってはおりません。ですけど、お客様からはよくこんな質問を受けます。
「お客さんがいないときは何をしてるの?」
これって不動産会社の社員が受けるであろう『質問あるある』だと思います。僕もこの業界に入るまでは接客が全てで、不動産会社の営業の人ってお客さんいない時はなにしてんだろう?って同じように思ってました。だから昔の不動産屋さんってよくテレビなんかに登場すると「高校野球」「扇風機」「かき氷」のイメージ。
若い方は分かるかな?
不動産屋にガラガラって入口のドア開けて入ったら、中で社員さんが足組んで扇風機の前でかき氷食べながら高校野球見てるってイメージ。けっこうそんな登場シーンが多かった気がする昔の不動産屋さん。
なんで夏なんだろう?
なんで悪役が多いんだろう?
なんでいつも高校野球やってるんだろう?
って今でも思いますけど、実際に普段なにをしているか、意外と今もちゃんと伝わっていない気もする。
そこで通常の不動産会社の(賃貸を主にしている会社)の営業社員が日頃行なっている業務の紹介をしていこうと思います。まずは物調(ぶっちょう)について
物件調達(略して物調と呼びます)
お客様に紹介する物件情報は、勝手に無限に溢れてくるわけではありません。紹介する物件(情報)を仕入れてくる必要があります。分かりやすくコンビニの商品に例える事があります。
僕たちは不動産仲介会社となります。お部屋を探すお客様と、お部屋(物件)を貸したいオーナー様あるいは管理会社との間を仲介する役割。そのため不動産会社としてはより多くの情報をより新鮮な情報を仕入れ続けなくてはいけません。それを怠ると、周りの不動産会社さんと同じかそれ以下の情報しか扱っていない会社という事になってしまいます。
コンビニの店舗に例えると、お弁当だったり飲料関係や雑誌日用品など、どこでも置いてあるメニューは当然に用意しつつも、他社他店との差別化をいかに図るか?が求められているわけです。そこで物件調達が日頃の業務として最も大切であると言われます。
調達にはいくつかの方法があります。
物調の方法について
●オーナー様を直接訪問する
●すでにある情報を電話で確認する電話物調
(略して「電物(でんぶつ)」とよんでいます)
●新築やリノベーション提案をして新商品を生み出す
●同業者よりメール、FAX、専用サイトから情報を抽出
主な方法はこのようになるのですが、オーナー様が分からない物件も多々あります。その場合には実際に現地に足を運んで調べたりする事もあります。そうやってオーナー様をあたって訪問して、店舗で物件の紹介が出来るように営業をしていくわけです。
この仕事をしていて「難しいな」と感じるのは情報がどんどん入れ替わっていくという事。ある瞬間にある程度の情報を網羅していたとしても、少し時間が経過しなにもしていないでいると情報が変わっていきます。空いていた物件が決まっている。条件が変わっている。オーナー様が変更になっている。間取りが変わっている。設備に変更が出ている。などなど。
コンビニに例えるという意味で言えば、常に棚卸や在庫チェック、鮮度チェック(情報の新しさという意味です)などを行ないつつ顧客のニーズや地域性などを考慮しつつ仕入れも継続していく事が大事というか求められる役割になります。どこにでも置いてある、いつ更新しているか分からないような情報しかもっていないとお客様に振り向いていただけないわけです。
当社では、各店舗の営業スタッフとWEB戦略部という物件情報の入力+更新を主に行なうスタッフによってこの物調活動を行なっています。常に新鮮で、いろんな情報をお届けできるように努力をしていきたいと思います。
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