建物の火災保険について
火災保険は、対象となる物が「建物」と「家財」の2つにわかれており、「建物」を保証する火災保険にはオーナーが加入。「家財」を保証する火災保険には入居者が加入するのが基本です。以前に当ブログで紹介している記事がありますので参照ください。
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オーナーが所有物件にかける「火災保険」は火事、台風、水害などの自然災害や 水濡れなどの事故によるさまざまな損害を補償します。
~保険期間は~
保険期間について。以前は最長10年でしたが、2022年10月に大幅短縮されており、現在最長で5年間となっております。これは、近年大型台風や豪雨による被害が増加した事で、損害保険会社の支払う保険金が想定よりも多くなっていることが大きな要因です。ただ、期間を短くすることで、保険金額の見直しがしやすくなります。
加入者の目線からみれば、保険料が上がりやすくなり負担が増える可能性があるという事ではありますが、保険に入りっぱなしではなく、5年に一度保険内容を見直す機会ができるのはメリットであるとも言えそうです。
~見直しの際は~
火災保険で基本的に補償されるのは 火事、落雷、破裂・爆発といった内容であり、特約によって、風災雹災雪災、盗難、汚損破損等による補償をつけることが多いです。また、そのほかに
「施設賠償責任特約」
建物が原因で入居者や通行人など、他人に怪我を負わせてしまったり他人の物を損壊してしまった場合に保険金が支払われる。
「家賃補償特約」
火災などの事故で、賃貸している建物の家賃収入が得られなくなった場合、損害額について補償を受けることができる。といった特約もあります。各市町村が公開しているハザードマップなども確認し、ご自身の所有物件に合わせてセレクトしていくことが必要となります。
弊社では保険代理店として お客様のニーズにあった火災保険をご提案させていただいておりますので、新規加入、見直し等の際はぜひご相談ください。