不動産の取引のために必要なこと
↑城山公園のお堀と松山市役所
新生活2年目に突入(?)の大野です。
皆さん、いかがお過ごしですか?
さて、今日は、不動産取引(特に売買契約の場合)の際に必要な業務の話です。
不動産の売買を行うには「売買契約書」を交わす必要があります。そして、この売買契約書を交わすために「重要事項説明書」の交付や説明が必要になります。この「重要事項説明書」は、文字通り「重要な事項(内容など)の説明が書きこまれたものです。この説明は「宅地建物取引士(通称:宅建士)」が、その資格者証を提示したうえで行います。
以前は、「対面で行う」とされていましたが、現在は「賃貸借契約」でも「売買契約」でも、Zoomなどを用いて特定の条件をクリアする事で行うことが出来るとなっています。
この「重要事項説明書」ですが、準備をするのに相応の時間が必要です。業界では10日~14日間くらいは、その作成の準備(主に調査など)の期間が必要と言われています。
↓こちらは、不動産に関する全般のお問合せ先
↓ビジネスLINEでお部屋探しの依頼などは、
不動産の調査は主に以下の3つの方法で行います。
①ネットでの調査
②現地での調査
③役所等で行う調査。
順番などはそれぞれにやり方があると思いますが、通常言われるのがこの①~③の順番です。
まずは、①のネットで出来る事前調査をしておく。たとえば松山市でしたら松山市役所が出している「e~よまちナビ」という便利なサイトがあります。ここを見る事で「松山市道の情報地図」「都市計画(住居専用地域とか商業地域とか)」「固定資産路線価」「道路台帳平面図」「盛土規制法関連」などの情報が得られます。調べたい地域がどのような地域になっているのか?どのような制限があるのか?などがある程度わかります。
同じく、ネットで建物や土地の所有者情報、面積、建物の築年数、地積測量図や公図の取得なども行います。
ある程度の地域の状況を把握した上で②の現地ので調査を行う方がスムーズです。現地では「敷地の様子」「建物があればその外観や室内(リフォームの度合いや修繕履歴、修繕の必要性など)」「隣地との境界の確認」「ブロックなどの外構」「隣地との間に越境(木や枝とか)しているものは無いか」「前面道路との関係や、道路の幅員(ふくいん)、その道路の接面の長さ」「上下水道やガスなどの整備状況」「ゴミ出し場所や近隣の施設」などを調べます。
1回で全部調べられたらいいですが、何度か足を運ぶことが多いです。(ベテランさんだと1回で終わらせるのでしょうけど)
★物件情報をチェックしたい方はこちらをクリック★
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①ネットでの調査と、②の現地での調査を終えると、次は③役所等で行う調査です。
何回行っても役調は慣れません。どうやらコツがあるそうなんです。そもそも、何を聞きたいのか?何を調べたいのか?という事をしっかりと調査する本人が理解していないといけません。それに予備知識や、市役所の中でも回っていく順番のようなものがあるようです。(その点は僕自身まだ模索中です。(^^♪)
役所等で行う調査は多岐に渡ります。
・都市計画の詳細、制限など・関連法などの確認
・建物建築に関するもの(いろいろあります)
・道路関係
・ハザードマップ関係
・ライフラインやそれらの管理図、権利図
などなど。
役調については、個人ブログも更新したのでそっちも見てね。
「生成AI」「ドラえもん」「役調」「かつ丼」「ピアノ」を合体させたらこんなブログになりました。
「僕のブログは長い」より「生成AIとの会話と松山市役所の食堂のかつ丼」
↓↓↓
ブログはここから
★物件情報をチェックしたい方はこちらをクリック★
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それらを調べるために、松山市役所であれば
・都市計画サービス課
・建築指導課
・市民税課
・道路河川管理課
・上下水道課
・文化財課
・危機管理課
など、いろんな関係機関を回ります。
事前に、どこで何を調べるかを把握して計画して回らないと、市役所の中をウロウロする事になってしまいます。土日祝祭日はお休みで、開所している時間も決められています。調べる事で、分からない事が増えていく場合もあります。結局何度か足を運ぶ事になる事もあります。出来る限り効率よくしたい業務が「役調」なんです。
最後に、松山市役所の別館地下にある食堂のカツ丼美味しいです。
(^_-)-☆
----------------------------------
↓お部屋に飾るインテリアの話