新築中の物件を検討している方へ
といった表示がされていると思うので、引越しのタイミングは合うのか？いつ決めたら良いんだろうか？などなど、完成済の物件よりも気になる点が多くなってきますね。
新築中の物件って皆さんどうやって決めてるんですか？
さて、そんな新築中の物件を探す方から最も多く出てくる質問がこれ『皆さんどうやって新築の物件をきめてるの？』
完成済の物件なら現地を見に行って、良し悪しを判断してから決めたら良いですが、新築中の物件は文字通り「新築中」中を見て決めようと思えば完成するのを待つしかない。もちろんそれも一つの答えですが、完成する頃には空いている部屋がもう無い！或いは条件に合ってた部屋は決まってしまっている。という場合がほとんどです。その時になって「あ～、先に決めておけば良かった！」と後悔される方も多いのですが時間は戻せません。そもそも、後々後悔するかも？って分かっててもなかなか決められないから悩んでいるわけです。
そんな良くも悪くも悩み多き新築中物件。
物件によっては資料などが乏しく用意出来ない場合もあるのですが、検討するために僕たちが提案出来る事としていくつか例をあげます。
①資料を手に現地に行く
物件資料があれば、お部屋の間取、設備、敷地の図面などが確認出来たりします。お客様単独で現地に行かれるのは、安全の観点から、敷地に入る事を断られる事が考えられます。僕たちも現地近くまで行く事はあっても、敷地に入る場合は事前に許可を得て伺います。そうやって不動産会社の営業担当者と現地が見れたら様子が分かって検討しやすくなります。
②平面図を見てサイズ感を確認する
物件には、平面図、立面図、側面図などいろんな角度から建物を見た図面が存在するのですが、その中でも室内を輪切りにしたような「側面図」は言わばお部屋の間取のようなもの。いや、間取り図よりも細かいのでこっちの方が大いに参考になります。平面図には寸法も入っているのでサイズ感が確認出来ます。家電などを買うような場合は、実際にお部屋の寸法を測る事をお勧めしますが、お部屋のイメージをするには各箇所の寸法だったり、建具の配置や引き戸なのか？開き戸なのか？が分かるのは大きいですね。
③イメージパースや設備写真を確認する
こちらも図面同様に写真などで確認をする方法です。パースや設備写真はあくまでイメージですから、そこからどうやってイメージを広げていくのかはその人次第ではありますが、まぁ何も無いよりはあった方が良いのかなというものです。
④完成済の類似物件を見学する
一番具体的なのがこの方法です。時期によってはそういう条件のお部屋が無い場合もあるのですが、築年数が近い空いている物件があれば、間取や雰囲気が参考になる事があるのです。
たとえば、今まさに建築中で８月に完成予定のアパート。
間取りはこんな感じです。
【東温市に新築中のメゾネットアパート２ＬＤＫ】
・カウンターキッチン
・システムキッチン
・メゾネットタイプ
・追焚給湯
・ネット無料
・宅配ＢＯＸ付
など、今問合せが多いタイプの間取と設備です。
（それを見越して建ててますので当然なのですが）
こちらの物件は、まだ建築中で、引渡しが終わっていないため室内の見学は基本的に出来ない状態となっています。ただ時期が近くてたまたま空いている物件があったりすると、その部屋を参考に見る事で検討材料とする事が出来ます。
たとえば、こちら。
【昨年完成している伊予市のメゾネットアパート２ＬＤＫ】
新築物件でも、急な転勤や家庭の事情などで短期間の間に解約になる事があります。そういったお部屋があればラッキー。
さきほどの間取と見比べてみてください。
いかがですか？
違いが分かりますか？
とても似ているでしょう？
ほぼ同じと言っても遜色有りません。
これなら大いに参考になる！って思えますよね。
ま、実質は違う物件ですから細かな設備が違うとか、建具やクロスの色合いが違うとか、あくまで参考で！という域は出ないのですが形が似ている（あるいは同じ）であることが重要。ちょっと違うくらいなら、それを納得の上で見ていただく事だってあります。
エリアは違ったりするので見学は少し大変ですが、室内を見れる楽しさと相殺できるでしょう。今回の例で言えば、検討する新築中の物件は、東温市南方にありますが、室内を見ることが出来る物件は伊予市下吾川にあります。
え？伊予市に行くんですか？
って思われるでしょう。
たまたま似た物件が伊予市にあったというだけですが、近くにあれば近くの物件を見に行きますし、それが市外になることだってあります。出来得る限り対応をさせていただきます。
例外：完成見学会に参加する
あと、最後にこれは珍しいケースですが、新築物件は完成後間もない頃に、完成見学会と言った催しをする場合があるんです。これは、お部屋探しをする方向けだけではなく、オーナー様、地主様、同業者様、など建物自体の建築をお考えや今後の参考のために広くいろんな方に見ていただく意味を持っています。すでにお部屋を決めている方も参加される事になります。こういったタイミングに合わせてお部屋が見れたら一番良いですね。
いくつかの検討の方法をお話しました。とはいっても、間取りや物件資料の情報だけで物件を決めてしまう方も大勢いらっしゃるのが事実です。どこで決断するか？ 決断するために少しでも多く情報を集めるにはどうすれば良いか？ 新築中物件にはこのような悩みが付き物ですが前述した方法などを含め検討してみてください。
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