部屋で暖をとるための基本的な知識をご紹介致します。
窓ガラスについて
閉め切った状態でも熱伝導の働きで、室内の暖かい空気はどんどん外へ逃げ、外の冷たい空気は室内へ入り込むという性質があります。
そのため「窓が多い部屋」や「大きな窓がある部屋」については、特に寒さを感じやすいものとなってしまいます。
また、エアコンを使用していても足元が冷たく感じる事はありませんか?
それは暖かい室内の空気が冷たい窓に触れる事で空気が冷たくなり、床に流れてくる事で上は暖かくても下の方は比較的冷たくなるという事。
窓には様々な種類があり予め断熱効果がある窓ガラスもあります。でも、そうでない場合、断熱シートを貼るのをオススメいたします。それは、暖かい室内から熱が逃げるのを防いでくれるだけでなく、冬場の寒さ対策から電気代の節約にも一層活躍します。
シートの厚みによって保温性が変わってきます。勿論シートが厚いと暖かく、薄ければ光をよく通し部屋を明るく出来るのが特徴です。
今では様々な種類の断熱シートが販売されており、花柄のものやステンドガラス風の物まで。外から室内が覗かれないための防犯用に適した物まで販売されています。
選び方は様々です。
断熱性はもちろんですが、下記の要素もプラスして検討されるのもおすすめです。
1.冬の結露防止(カーテンのシミ、カビ予防に)
2.紫外線カット(粘着シートタイプで糊が残りくい為、取り扱いに優れ物)
3.美しい柄物等(インテリア性に優れている)
4.外からの目隠し(カーテン要らず)
また、手軽な物と言えばプチプチ(気泡緩衝材)という防寒性に優れている物がありますが、断熱シートには冬場の期間だけでなく1年通して使えるオールシーズン用の物もあります。なので、手間が省けて忙しい人にはオススメです。
断熱シートを貼る事で部屋の温度を保つ効果がある上、透明である為に外からの光を遮らないので中を明るくする事が可能となります。
※シートによっては、使用できない窓ガラスや、両面テープ等別途で材料が必要になってくるガラスもあります。種類によって対応の可否が分かれるため、商品表を必ず確認する事が大切です。
以上、寒い季節にちょっとしたお部屋の工夫で暖をとりやすくなる方法の説明でした。
是非参考にして見て下さい。