年末の大掃除で、いつもはなかなか手の届きにくい場所のお掃除をする方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なかでも、台所の掃除はしっかりとやっておきたいという方におすすめしたい方法があります。
キッチンには、油汚れはもちろん、焦げや、シンクの水垢等手ごわい汚れが多く大変です。
特に油よごれは、蓄積しやすく気づいた時には固くなっていたりなかなか取れない為、あきらめてしまう方もいるのではないでしょうか。
市販の油汚れ用の洗剤も多くの種類が販売されていてどれを選んでいいのか迷ってしまいます。
油汚れの一番の嫌な所は、あの「ネバネバしたような粘性」です。それが洗剤を使用して掃除をした時にサッと取れたら気持ちいいですよね。
油はある温度となると溶ける性質があります。それはおおよそ40度以上といわれています。
厳密にいうと油の種類によって異なるのですが、このくらいの温度といわれています。
油の融点が40以上なので、お湯をつかって油汚れの掃除をするとより汚れを落としやすくなります。
ただ、洗剤の手荒れややけど等にならないように、必ず手袋等を使用しておこなって下さい。
汚れの酷いものは、お湯につけておく方法も効果的です。油はひえると固まってしまう性質もあるので、温かいうちにお掃除をおこなって下さい。
お掃除の基本は上から下にかけて掃除をおこなっていきますが、壁などに洗剤を吹き付ける際には、下から上に洗剤をかけていく方法がよいです。これは洗剤の垂れ筋を残さない為です。
「せっかく汚れが落ちたのに洗剤が垂れている跡残ってしまった」なんてことはありませんか?
そして、洗剤を使用した後は、水拭きと仕上げ拭きを行うことで洗剤成分を残さず、拭き跡も残さず仕上げる事ができます。ぜひお試しください。