物件の見学時に見逃さないで!
大野です。
繁忙期(業界では繁盛期とも言います)真っ只中です。皆様、お部屋探し、引越しの準備等は順調に進んでいますか?
さて、お引越しや賃貸物件の契約に関する話で、今日は「室内の内見(見学)」について。2月下旬頃から3月中旬にかけて「見学が可能でまだ決まっていない空室の状態のお部屋」はどんどん減っていきます。
実際に見学に行ける機会も、忙しかったり予定が合わなかったりするでしょうから、なかなか何回も足を運ぶわけにはいきません。
それに、この時期は、不動産会社に来て物件を見学したその日に決める方がとても多いです。皆さん急いでますし焦ってますからね。
それに、部屋を見る大事な機会ですから、あまり見逃す点がないよう、必要な項目はチェックしたいですよね。
↓こちらは、不動産に関する全般のお問合せ先
↓ビジネスLINEでお部屋探しの依頼などは、
お部屋を見ると行っても、間取りや立地から始まり、周辺環境、共用部、駐車場などを見る事も大事です。室内もいろいろチェックしたいし、一度に見学する物件は、おそらく1件だけではないと思います。ちゃんと全部見るのは難しいでしょうが、特に忘れがちな内容についてお話したいと思います。
物件の見学は、自動車での移動が主です。お客様と不動産会社のスタッフが別々に行く事もありますが、1台で乗り合わせて行く機会の方が多いと思います。そうなると、その物件で契約をした場合どこに駐車をする事になるのか確認した方が良いです。
物件によっては「お客様案内時に使用するスペース」があって、そこに置いて見学したりします。案内時に置いた場所が、必ずしも自分の契約する区画とはかぎらないので、ちゃんと確認をした方が良いです。
これは、お客様だけでなく、担当の営業スタッフにも言えます。出来れば現地にいる時に「この〇番と書いてある区画です。」と言えるのが理想です。
★物件情報をチェックしたい方はこちらをクリック★
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お部屋の向き「ベランダの向き」について。
表現としては「主要採光面」という言い方もあって、窓の大きさなどから一番光が差し込んでくる部屋の向きを資料などに表記します。(その主要採光面がベランダである事が多いのですけど)
特に、お部屋は見る時間帯やその日の天候によって明るさが大きく変わります。東向きのお部屋であれば午前中明るくて午後だと暗くなる。西向きだったら、午前中は暗いけど午後から夕方にかけて明るくなるといった具合に。
お部屋の向きと、見学している時間帯を意識する事も実は重要だったりするのです。
★物件情報をチェックしたい方はこちらをクリック★
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お部屋の設備の有無も確認しましょう。資料やネットに書いてある情報などを頼りに、何があるのか、何がないのか。特に「エアコン」「照明器具」「コンロ」「下駄箱」「カーテン」など。
中には「設備」となってないのに、現地に行けば付いてあるものまであったりします。ただし、そこに付いてあるから「設備」だとは限りません。「有る」と思ってたのに実は無かった、となるのは困りますよね。
先程あげた「エアコン」「照明器具」「コンロ」などは「これってどっち?」となりがちないので要注意です!
お部屋がどのような状態で引渡されるかもとても重要で、トラブルになりがちな項目です。
「清掃済の状態で、このままの状態で入居になる」事が多いと思いますが、「この後に清掃が入って入居になる」場合もあれば、まだ清掃やリフォームの途中で「これからまだ工事がある」というお部屋もあります。
完全に仕上がった状態で見学出来れば一番良いですが「部屋が空いてから間がないけど見学は出来る」物件が多いのが繁忙期。
なので、見学の際に「清掃済か?」「この後に何か変わるのか?」も確認が必要な項目です。
それに「未清掃」や「リフォーム中」の物件の場合、「いつから入居できるのか?」という事も関わってきます。
家具家電の搬入の事を考えたり、採寸(寸法を測る事)について
見学時に、僕がよく口にするのが
「今は何もない状態を見ているから”意外と広い”といったように思う方もいらっしゃいます。ですが、ちょっと広いぐらいでも、家具家電を入れていくとちょうど良い広さだったりします。なので明らかに狭いと思った部屋を選んではいけません」
お部屋が決まった後に、いろんな家具や家電を、その部屋に合わせて買うのならかまいません。
しかし、今すでにお持ちの家具家電、特に「大きなタンス」「ベット」「食器棚」「ソファ」「ダイニングテーブル」「冷蔵庫」「洗濯機」「ガスコンロ」などがある場合はサイズが合うかどうか不安です。
これを置いたらこれが置けない。これを置いたら狭くなる。といった後々問題になりそうな家具の配置を考える必要があります。
理想は、大きさなどの気になる家具家電のサイズを先に測っておいて、手元にその記録メモのある状態でお部屋を見学する事。
それであれば物件毎「この部屋なら問題ない」「この部屋はちょっと微妙」「この部屋は完全に収まらない」といった結論や方向性が見いだせます。
ベットなどもサイズが分かれば、どこにそういう向きで置くという検討が出来ます。
それに、TVアンテナやコンセントの位置のチェックも大事です。それによって「TVはこの辺に置いて」といった家具家電の配置イメージをする事が出来ます。
また逆に採寸するのはまた別の日で!と割り切る方法もあります。物件の見学の際は、いろんなお部屋のいろんな情報が混在します。
お部屋が決まって契約を進めながら、どこかのタイミングで落ち着いた状態で各場所の採寸をしようというとっても良い方法です。要望いただきましたら同行してお手伝いをさせていただきます。
いかがだったでしょうか?
実際には他にももっと気を付けたい項目はあります。なので、一度にあまり多くの物件を見学する事はお勧め出来ません。
理想は3件ほど。多く見ても5件くらいまでが好ましいです。その見学中も、上記のような点も気を付けながら、引越しの新生活のイメージをしながらどうかお部屋の見学をするようにしてください。
でないと、結局どこがどうだったかあんまり記憶に残ってないよ~。という困った状態に陥ってしまいます。繁忙期はまだまだこれから。お客様も気を抜かず、良いお部屋を見つけましょう!
◇◆◇◆◇◆
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆松山市・大洲市の賃貸物件、その他、売買や事務所店舗、
駐車場など松山市・大洲市の不動産でお悩みなら、
松山市の不動産 、大洲市の不動産なら
お気軽に弊社株式会社NYホームへお問い合わせください。
↓繁忙期と呼ばれる時期もあるけどお部屋探しはどの時期が良いのか?
↓契約日、申込日、入居日、家賃発生日、鍵を受け取る日の違いについて
↓引越しを考えた場合、申し込みが先か解約通知が先かどっち?
賃貸契約の初期費用。比較する際のその見方についての注意点の話。