繁忙期(業界では繁盛期ともいいます)も4月に入ると途端に終わりを告げます。お部屋探しは続きますが、その人数や問合せ件数はガクッと下がります。それが繁忙期というものでもあります。そんな繁忙期だった今年の3月6日に引越しを終えたばかりの大野が、今日はカウンタ―キッチンの話をします。
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20年と半年間住んだワンルームの賃貸マンションから、1LDKの間取りの分譲マンションへ。あまりの急激な環境の変化に耳がキ~ンとしそうです。(^_-)-☆
その変化の中に「カウンターキッチン」が挙げられます。正直いって「カウンタキッチンが良い!」っていうお問い合わせはとっても多いです。特に女性からの根強い人気があります。人気がある事は知っています。いままでどれだけの件数その要望で物件を探してきたことか。しかし、実際に自分が利用するようになって初めてその良さに気が付いた点があります。まずは一般的に考えられるメリットと、デメリットを上げてみます。(一部SUUMOのポータルサイトを参考にしています)
・とにかくお洒落
一番のメリットはここじゃないかな?と思います。オシャレで憧れの存在って気がします。僕は別に憧れてはいなかったものの、利用するようになってから遅まきにも理解出来たという気がしています。
・リビングスペースが作業しながら見渡せる
・お子さんの様子などを見ながら作業できる
・家族とコミュニケーションとりながら調理できる
お洒落とか憧れというのは抽象的な表現ですが、リビング側に体が向く事から、小さなお子さんがいらっしゃったり、ご家族の方がリビングにいらっしゃると、視野広く見渡せるのが利点という方は多いでしょう。コミュニケーションもとりやすいそうです。逆に、見えすぎちゃって、調理中にご家族の方がゲームで遊んでたり寛いでたりするのが見えてイライラする~!なんて意見を聞く事もありますけど(笑)
・寂しくない・テレビが観れる
ま、でも単身じゃない限りご家族や同居者・来訪者の様子が見えると安心もするし寂しくないですよね。単身者でも、テレビ観ながらお料理出来るなんて最高!って気持ちが芽生えたりするでしょう。
・配膳や片づけがしやすい
・カウンタ―の裏側に収納区画を設けられる
また、利便性の面でもカウンター越しにお皿やグラスなどの受渡しが出来ると便利ですよね。飲食店のお洒落な厨房みたいな感じもします。カウンターの裏側のデッドスペースが収納みたいになっているカウンターもあったりします。空間利用が出来て便利です。
カウンターキッチンのデメリット
いい所だらけのカウンターキッチンのように思われがちですが、何事にもメリットデメリットは表裏一体です。気を付けておきたい点も何点か挙げておきます。
・排煙がしずらく匂いが広がりやすい
・リビングスペースに油ハネや水ハネが起こりやすい
・リビングスペースからキッチンの中が丸見えになりやすい
カウンター式のキッチンを使い慣れた方や、お料理上手な方、片づけ上手な方には無縁かもしれませんが、不慣れな方が陥りがちな点です。まずカウンター式キッチンの換気扇は、部屋の端や壁にない場合も多いので排煙がじずらい傾向があります。同様にワンルームの間取りのようにリビングスペースに匂いが広がりやすいとも言えます。また、コンロや流し台を使う事で、油ハネや水ハネは起こしやすいです。これには水量や使い方に工夫が求められますね。
カウンターキッチンの内側からリビングが見渡しやすい、という事は、逆にキッチンの中も見えやすくなっていると言えます。カウンターテーブルの上、食器棚、冷蔵庫周りなど片づけておかないと、来客時など恥ずかしい思いをする事になるかも、、、。特にカウンターテーブルの上は気軽に物を置きがちです。これは意識しておかないと物置になってしまい、見た目美しくないキッチンになっちゃいますよ~。
・テレビの画面は観れても意外と音は聞き取りずらい
そうなんです。テレビを観ながら調理出来るのはとっても良いんですが、調理時にはいろんな音も近くでしているし、カウンターの中に入っているのでテレビの音は聞き取りずらいんです。どうせ見るなら音が聞こえなくても楽しめる番組が向いてるかもですね。
・リビング全体のスペースが狭いと窮屈さを感じる
・冷蔵庫や食器棚を置くスペースが狭くなりがち
これは特に賃貸物件にあり得る話です。LDKのスペースが10帖未満のカウンターキッチンだと、内側の作業スペースとリビングスペースが前後に分断されるような形になってしまい、窮屈さを感じてしまう間取を見掛けることがあります。そういった場合は、搬入する棚や冷蔵庫などの寸法にも十分気を付けたいですね。あと、ソファーやダイニングテーブルは置けない、置いても窮屈でむしろ無い方が良い、なんてケースもあるはずです。慎重に検討しましょうね。それでもカウンターキッチンに拘るのか?を自問自答してください。
カウンタ―キッチンじゃない、壁付けのキッチンも工夫次第ではカウンター式キッチンのように使えちゃう事も出来ます。写真のような作業台を置いてみたり、カウンターテーブルをキッチンの後ろに置く事で調理作業をその上で行う、なんて事も出来ます。居室の不具合などで入居者様のご自宅を訪問した際、そのような使い方をキッチンでしているケース、何度か見たことあります。こっちの方がよほどお料理上手に見えてお洒落で格好いい!って僕は思ったりしますよ。
(^^♪
(余計な話しですけどね)
僕はと言えば、カウンターキッチンのお部屋に引越してから調理場に立つ機会が増えました。なにか作っちゃおうかな♪と思うようになりました。作業スペースも随分広くなって、そこにグラスが置けちゃうんですね。今まではしなかったけど、調理しながらBEERを飲んでみたり。そんなドラマのような事を一人暮らしでやって楽しんでいます。(寂しくなんかは無いんだぜ)
そのせいか少し飲酒量が多くなった事がカウンタキッチンのデメリットかな?(笑)
今日はそんなお話でした。
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