部屋探しの条件、まずは必ず必要な大条件
①場所(エリア)
⓶間取り
③予算(月額の賃料や初期費用)
次に必要な条件
④引越しの時期
⑤その他こだわりの条件
これらの条件をどう組み合わせていくのか?
がお部屋探しの大事なPOINTです。
きっとお部屋探しを進める中で直面しそうな事があります。
Aマンションは、家賃は良いけど、設備が少ない
Bアパートは、築浅で理想だけど予算オーバー
Cハイツは、場所が超理想的。でもそれ以外が決め手にかける。
結局、どの物件も及第点付近であって飛びぬけていない。
じゃ~もっと探そう。エリアを広げよう。間取りを見直そう。
などあれこれ考えるけれど、でも見つからない。
やっと、「この物件どうかな~」ってのがネットで見つかって「お気に入り」にしていたんだけど、数日経って見てみたらどうやらネットから情報が落ちている。不動産会社に問い合わせたらもう決まったんだって!
こういう日々を過ごしている方、実はとても多いと思います。多いとは思うんですが、明確になにか声をかけられるかといえばこれまた難しい。でも、傾向としてなら言えます。
1つは、100点満点とか理想を高くし過ぎないで!って事
そして、2つ目は、優先順位をつけましょう!って事
どちらもお部屋探しをしている方、これからお部屋を探そうとしている方に対して、不動産会社の人間がいったい何言ってるんだ!と怒られちゃいうそうですが、いつかどこかで分かる事なんです。部屋探しに慣れている人はこの2つが明確な方が多いんです。
じゃあ、なぜ100点満点を目指してはいけないのか?優先順位が必要なのか?についてですが、それは理想とする100点満点の物件というものが存在しないから。という答えになります。元も子もない事言ってますね。
実際問題、お部屋探しは理想に始まって最後は妥協に終わるもの。
結婚生活のようなものでしょか?
「妥協」という言葉は前向きに聞こえないかもしれませんが、賢い妥協。前向きな妥協。というものがお部屋探しには必要なんです。
よくこんな事をお客様から言われます。「あ~、この物件が、あの場所にあったら条件にピッタリなのに!」よく分かります。よ~く分かりますよ。仰りたい事。
口にしたくても直球でなかなか言いませんが、その物件がもしも仰る通りあの場所にあるのだとしたら家賃がもっと高くなってしまい、今度は「あ~、この物件が5,000円安かったら条件にピッタリなのに!」と嘆くことになります。そうです、残念ながらそういう事なんです。
そこで優先順位。付け加えるとこれが決まっていると妥協点が見つけやすくなるんです。
①家賃などの月々の金額は5万円以下
⓶場所は、城南地域。松山インターにアクセスしやすい場所
③125CCのバイクが置けること
④2階以上
⑤室内洗濯機置場が良い
⑥間取りは1DK
⑦駐車場が敷地内における
⑧ネット無料が導入済
数字は優先順位だと思ってください。
上の方ほど大事な条件、下に行くほど下がっていく。
この①~⑧で良い物件が見つかったら良し!
でも見つからない場合、下の赤字のように
①家賃などの月々の金額は5万円以下
⓶場所は、城南地域。松山インターにアクセスしやすい場所
③125CCのバイクが置けること
④2階以上
⑤室内洗濯機置場が良い。でもベランダも別に構わない
⑥間取りは1DK。ワンルームも可
⑦駐車場が敷地内における。近くに月極駐車場があれば大丈夫!
⑧ネットは最悪無くてもOK!
といった具合に、どこを妥協するか?逆に、ここは拘りたい!!
がハッキリしている方が理想のお部屋に繋がる最短距離を導きやすくなっていくものです。その中でも冒頭に登場した大条件である
①場所(エリア)
⓶間取り
③予算(月額の賃料や初期費用)
この3項目は、本当に妥協出来るのか?を慎重に検討して頂いたらと思います。場所も間取りも家賃も契約してしまえば変えられるものではありません。実はこだわっている条件の中には、他で代用出来たり工夫でなんとかなるものだってあるはずです。
良い物件がなかなか見つからないんだ!っていう場合、本当にその条件は重要なのか?を今一度見直してみることはとても重要です。こだわりたい項目と妥協出来そうな項目。の重要性の話でした。すべては理想のお部屋にたどり着く目的のための手段だとお考え下さい。