大野です。いわゆる不動産業界の繁忙期の中にいて、日々あちこち移動しています。今年に入ってからは松山の店舗が「松山南店」と「松山市駅西店」の2店舗となりましたので、そのどちらかに居ることになっています。
いつも困るというか悩むのがお昼ご飯の事。どこに行くか?何を食べるか?もちろんこれは自分がどこに居るのか。お昼頃にどこに行くアポイントがあるのか。なども影響してきます。
先日は、いつもお店の前を通過するけどなかなか行くことにならないお店「クレピス」さんに。なんでだろうか、近くに行くんだけど開いてなかったり、時間が取れなかったりして、僕にとっては縁遠かったお店。
駐車場に車を止めてお店に入ろうとしたらお店の前のガラスケース。味があって見とれてしまう。何故だろうか。子供の頃からこういうの見たらじっと見つめて動けなくなる。
全部食べてやろうか?
否、今日はこれを食べて、次来たらあれ食べよう。
とか空想というか妄想というか世界に浸っちゃう。
もう芸術だよね。あの食品の見本ってさ。
スパゲッティーを巻いてホークが宙に浮いてたりさ。
食品の展覧会だよね。
ステーキなんか音が聞こえてきそうだよね。
ジュ~、ジュ~、なんてさ。
食品の音楽会も兼ねているよね。
しばし、立ち尽くす。ガラスケース前。
横には、吸い殻入れもあったけど
なんだかこれも同化しているというかこれも一つの景色。
一瞬低い場所にあるポストかと思った。
で、お店の前をいつまでもうろうろする訳にはいかないので
そりゃそうだ いざ入店。
目的はガラスケースを見る事じゃないからさ。
店内に初潜入。すみやかに着座。
なんだろう、初めて来て初めて入ったお店なのに
初めて来た感じが全くしない。
以前に週1ぐらいで来ていたような感じ。
居心地が良い。店内の時間がゆっくり流れている気がする。
落ち着く~
で、注文!
いろんな魅力あるランチが多いんだけど、また必ず来るからさ。
今日はメニューを手に取ってパッと目に入ったものを注文することにした。
スペシャルランチ!
「毎日がスペシャル」って竹内まりやさんの歌が頭の中で鳴っている。チキン・豚・海老たち。もうちょっと量が少なくってプリンが乗って国旗を立てたら「お子様ランチや!」(最近のお子様ランチは国旗立てない所が多いらしいね)
わくわくしてスペシャル。な感じ。表のガラスケースを見ながら子供の頃の記憶に立ち返ったのは「お子様ランチ」の連想があったからなのかもしれないね。
時代の流れからか、「純喫茶」「定食屋さん」「洋食屋さん」ってあまり見かけなくなっちゃった。ダウンタウンの松本さんが昔作詞した「チキンライス」っていう歌の世界。たまの贅沢ということで、家族そろって年末に洋食屋さんに行ったけど、子供ながらに親に気を使って僕はチキンライスでいいや。っていう歌詞の世界。こういうお店に入るとそういう古き良き時代が回想される。まさにノスタルジック。
また来よう。次はステーキ定食!って言いたいところだけど、僕もまだまだチキンライスでいいや。