物件の見学の時に見ておきたい箇所はたくさんあります。2~3件の見学ではなく、もっと多くのお部屋を見に行く方が多くなってきました。お部屋を決める時には、予算や場所、間取以外にもいろんな要素が関わってきますから大変です。気になるお部屋が見つかっても「カーテンはどうしよう。何か所必要か」「寝室はどこにしよう」「冷蔵庫や洗濯機は収まりそうか」「テレビはどこに置こう」「駐車場はどこだろう」確認しなきゃいけないことはたくさんあります。それらが確認出来て「全てOK!」となってお部屋を申込むのが一番理想ですが、なかなかそうもいかないものです。
お部屋を見に行く時には「広さ」「明るさ」「便利さ」「設備の状況」などパッと目に入るものに興味関心をもっていかれます。「現実」を考える前に「理想」を追い求めるものです。もちろんそれは悪い事ではありません。お部屋探しにワクワクは付き物ですから。ですが「冷静な視点」も必要です。ワクワクと冷静。どちらも大事。(でもそれが難しい)
理想を求めつつ、これから始まる生活に関わってくる事。「近隣の環境や施設」「駐車場や駐輪場の場所」そして「ゴミ出し場所」毎日の生活の中で「ゴミ出し」というのは頻繁に起きる行動です。どこにあるのか?近いのかそうでないのか?結構大事です。またゴミ出しの場所については「可燃ゴミ」「不燃ゴミ・資源ゴミ」の種類によって出す場所が違う場合があります。建物の敷地内にゴミ置場のようなものがあったからそこに置くのだろう。と思っていたら「可燃ゴミ」は敷地内だけど「その他の不燃ゴミ」は地域の別の場所に置く。という場合があります。毎日の事ですから大事なことですよね。
ゴミ出しの場所について確認出来たら、ゴミ出しの方法についても確認しておきましょう。ゴミの分別方法や出し方については、地域によって相違があります。ゴミ分別が複雑な地域から簡単な地域に引っ越すのであれば良いですが、引っ越す先の地域はゴミの出し方が複雑で難しい。という場合は覚えるのが大変ですからね。
なお、ゴミの分別方法については、「地域のゴミ回収業者さんが回収している物件」と「その物件が特定の回収業者さんに依頼している物件」とでも違いが出てきます。賃貸契約の途中にはこのような説明も受けるはずなので、ゴミの分別方法、出し方、出し場所についてもしっかりと確認しましょう。ゴミ出しのマナーが悪くて、地域の方からクレームが出てくる事もあります。共同生活となりますので、お互いがマナー良く生活したいものですね。