毎月、管理業務をお任せいただいている建物、マンションやアパートの定期的な巡回を行っています。協力業者の方と連携しながら、建物や設備に不具合がないか?気になる場所はないか?の確認をします。
入居されている方々に毎日気持ちよくお過ごしいただくために。建物の価値が下がらないために。お部屋の見学をした際に、少しでも良い印象をお持ちいただくために。なによりも危険な目に合う事がないよう安心で安全な日々を送るために。
不具合が見つかれば見積もりを起こして、家主様に提案を行います。毎月報告書という形で、建物状況や入居状況など共有を行っています。
建物には、日常生活をする上で必要な様々な設備が備わっています。電気・ガス・水道・電話・インターネットなどのいわゆるライフラインに関わるものが主な物です。建物独自の設備としては、上水道の供給に関するもので『貯水槽設備(受水槽・高架水槽など)』があります。特に戸数の多いマンションに見られる設備です。各お部屋に上水道を供給するために日々動いている設備です。年に1度は清掃を行う事が義務付けられています。(詳細は自治体により違いがあります)
水道に関連してもう一つ。浄化槽設備というものがあります。下水道が通っている地域や建物には関係ないのですが、整備の整っていない地域では、この『浄化槽設備』を使用します。下水道に代わり、生活雑排水やし尿を浄化して放流する設備です。この設備にも定期的な清掃や点検などが求められます。協力業者様と連携を取りながら進めてまいります。
共同住宅には、消防設備も備わっています。収容人員の多いマンションなどは、自動火災報知機等の警報設備、避難設備、電気設備などもあります。これらも定期的に点検を行い、設備に異常がないか。警報は正しく作動するのか。を確認して管轄の消防署に報告する必要があります。アパートや戸建てでも、各お部屋の寝室や階段などに『煙感知器』の設置が出来ているか?消火器が必要な場合に、適切な場所にちゃんと使用が出来る消火器が設置してあるか?といった確認が必要です。
建物設備にも注意を払いながら建物定期巡回を行うよう心掛けていきます。