◆家賃を少しでも抑えるために条件を見直しませんか?
お部屋探しに妥協は付きものです。希望の条件で検索して理想に叶いそうな情報がどんどん出てきたらいいんですが、なかなかそうもいかないものです。そこで、いろんな条件の中で特に家賃に影響を与えそうな項目をいくつか挙げていきます。妥協できない項目もあるでしょうけれど、これだったらという項目もあるかもしれません。
以下、項目です。
●バス・トイレ一体型
●洗濯機置場がベランダなど
●畳の部屋(和室)
●建物の築年数
●建物の構造(マンションよりもアパート)
●階数(1階、エレベーターの無い4階以上)
●駐車場料金の事も考えてみる
●郊外の物件
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●都市ガスやオール電化
(家賃の話ではないですが)
●バス・トイレ一体型
まずは、この条件から。バストイレ別々の物件をお探しの方はとても多いです。月々のご予算が一定以上であれば、バストイレは別々になりますが、単身向け物件で家賃25,000円以下といったご予算の場合はバストイレ一体型の物件がメインとなります。
●洗濯機置場がベランダなど
単身向け物件でも、ファミリー向け物件でも、築年数が20年以上になると洗濯機置場が室内ではなく室外。ベランダや、庭、玄関横などに設置するようになっている物件が増えてきます。お部屋探しの中で、優先順位のどのあたりとして考えるているのか?洗濯機の置場にある方が家賃が高くなってきます。
●畳の部屋(和室)
これは特に、2DK(2LDK)や3DK(3LDK)のお部屋探しで出てくる話ですが、洋室の部屋数と和室の部屋数のバランスをどう考えるか?例えば2DK(2LDK)でお探しの方たちの場合「2部屋とも洋室が良い」と希望を出される事があります。予算に余裕があり築年数も浅めの物件は洋室が多いのですが、これも築年数が経つほど、1部屋は和室、2部屋とも和室という物件が増えてきます。特に洋室と和室が1部屋ずつの間取はとてもたくさん存在します。小さなお子さんがいらっしゃると和室で畳の方がおすすめなんですが洋室が良い。と希望を出す方は多いんです。これも家賃に影響が出るポイントですね。
●建物の築年数
これは、そのままですが築年数が経過するほど家賃は低い傾向になります。ネットでお部屋探しの条件を入力していく時にも「築5年以内」とか「築15年以内」とか、築年数の項目にチェックを入れる方は多いでしょう。新しい方が良い。綺麗な方が良い。というのは当然に考える事ではありますが、築年数が経過した物件も、適度にリフォームが出来ている、管理が行き届いている、リノベーションをした物件もあります。逆に言えば、築年数が新しいというだけで全てが良いと一概にいえるものでもありません。
●建物の構造(マンションよりもアパート)
マンションよりもアパート(コーポタイプ)の物件の方が家賃が抑えられる傾向にあります。これは建築費などのコストの影響が大きいです。そのため、マンションとアパートで同じような価格帯の物件同士を比較するとマンションの方が築年数が経過している場合が多いです。音の問題などで絶対マンション(鉄筋コンクリート造)の物件!という方も多いです。その場合、築年数は妥協しようなどのバランスが求められるかもしれません。
●階数(1階、エレベーターの無い4階以上)
お部屋の階数も家賃と関わりがあります。一般的に2階以上よりも1階の方が家賃が少し低く設定されます。これも2階以上が良い。という条件が多いからでしょう。間取りや予算は合ってるのに1階だから見送る。という経験をされた方はとても多いと思います。かといって2階以上になると家賃が上がってしまう。ジレンマですね。1階は庭付きの物件があったり、階下への気遣いが必要ないなど家賃以外のメリットもあります。同様にエレベーターが無く4階以上の物件も家賃が抑えられる傾向にあります。上り下りが大変なのは最もですが、日当たりが良かったり、意外と現地に行ってみると気にならなかったりする事もありますよ。
●駐車場料金の事も考えてみる
家賃ではありませんが、毎月支払う賃料と考えた場合、駐車場料金の事も重要です。例えば松山市内の部屋探しの場合、駐車場料金が3,000円くらいの地域もあれば、18,000円以上もするような場所もあります。特に市内の中心を囲うようにある環状線の中か外かも一つの目安になります。概算ですが1台あたり6,000円~8,000円くらいの金額が環状線付近の駐車場料金となり、中に入れば高くなり、郊外に行けば下がります。探す場所に拘る事も必要ですが料金が変わってくる事も視野に入れている方が良いかもしれませんね。ちなみに、家賃の表示の中には駐車場が「1台無料」という物件もあったりします。これ意外と見落としがちです。家賃高いな、と思ってたら駐車場料金が1台含まれていた。ってケースです。ちゃんと計算してみると月々のすべてを合計した費用は予算内だった。なんてことはあり得ます。
●郊外の物件
中心地と郊外では地価が違ってくる関係もあり家賃が違うと言えます。オーナー側や建築会社、管理会社から見て家賃収入は収益性と関わってきます。維持費が高いのであれば家賃も高くなってしまうと言えます。また、電車やバスなどの交通の便が良くない。空港が近くて騒々しい。同様に電車通り沿いだから。などの理由で立地を考慮して家賃を抑えているケースもあります。
●都市ガスやオール電化物件
家賃の件とは少し話が逸れてしまいますが、都市ガスやオール電化物件はお勧めです。エネルギーの高騰もあり単純比較はしずらいですが、プロパンガスよりも光熱費の節約に繋がります。ただし、都市ガス物件は中心部に多いので拘り過ぎると希望物件が見つからない事もあります。
他にも、家賃を少しでも抑えるために考慮した方が良い項目はあると思いますが、代表的な内容を列記してみました。なにかの参考になれば幸いです。