愛媛県は新たに4人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。
こうした感染者の減少傾向などをふまえ中村知事は来月1日から県独自の警戒レベルを最高レベルの「感染対策期」から「感染警戒期」に引き下げる事を28日発表した。
ただし、全国的には感染拡大が続いていることや医療負荷が十分に下がっていないことなどから「感染警戒期」の中でも最もレベルの高い「特別警戒期間」としている。
「外出を少なくとも5割削減」の目標は終了するが、県外との不要不急の出張や往来の自粛要請は継続される。中村知事は、特に東京との往来に引き続き注意するよう求めた。
また飲食店への営業時間短縮要請は31日で終了する。会食については当面14日までの2週間は4人以下で行う事を求めておりその後10人以下へと拡大していく方針。
一方、県主催のイベントや県管理の施設については感染防止対策を徹底した上で再開する。
この他、学校関係では部活動の練習試合や合同練習は県内校に限って実施するよう求めている。
会見で、中村知事は対策が緩むわけではないという意識で引き続き感染回避行動に努めるよう県民に呼びかけた。